CISA (Certified Information Systems Auditor) は、情報システムの監査、セキュリティおよびコントロールに関する高度な知識と技能、経験を有するプロフェッショナルであることを ISACA® が認定する国際資格です。日本語では「公認情報システム監査人」の資格名称を用いています。
いわゆる「国家資格」ではありませんが、情報システム監査およびコントロールの専門家資格としては最も長い歴史を誇り、世界中で広く認知されています。また、認定後も厳しい資格維持条件を満たすことが求めれているため、「常に専門能力の維持向上に努めている」ことの証として、名前だけではない実践的な資格としての高い評価も得ています。
CISA® 資格認定の要件
CISA® として認定されるためには、以下の条件をすべて満たすことが必要です。
- CISA® 試験に合格すること
- 所定の実務経験を有すること
- ISACA® 職業倫理規定の遵守に同意すること
- ISACA® が採用するIS監査基準の遵守に同意すること
- CISA® 継続専門教育 (CPE) 方針の遵守に同意すること
各条件の詳細は「CISA® 2012 説明パンフレット」をご覧ください。
CISA® 試験 受験案内
[受験資格]
年齢、学歴は問われません。どなたでも受験可能です。
ただし、合格後5年以内に認定要件が満たされないと合格が無効になってしまいますので、特に受験時点で実務経験が不足している方はご注意ください。
[試験日]
CISA® 試験は、年2回、原則として6月と12月の第2土曜日に実施されます。2013年より、9月にも実施されることになりましたが、日本国内の試験会場は東京だけです。
[試験会場]
90を超える国々の200以上の会場で受験可能です。日本国内では、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄の各会場で実施される予定です。
[受験言語]
日本語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語等、12の言語で受験可能です。
いずれの言語でも、世界中すべての会場で受験可能です。
[試験形式]
200問のマークシート方式で、試験時間は4時間です。
[試験結果]
試験日から約8週間後に、正式な試験結果が受験者に郵送されます。また、希望者にはメールでも通知されます。
CISA® 試験の詳細は「CISA 2013 説明パンフレット」をご覧ください。
CISA® 試験 教材
市販されている教材もありますが、以下は必携でしょう。
![]() |
![]() |
![]() |
CISA® 試験 合格支援講座
ISACA® 名古屋支部では、各試験日の1〜2ヶ月前に、「レビューコース」や「スタートアップコース」等の合格支援講座を開催しています。
ISACA® 会員の認定資格保有者が講師となり、各問題領域の解説や模擬試験を行い、質疑にも応じます。受験される方は、是非、ご参加ください。
ISACA® 名古屋支部が主催する講座(イベント)については、当サイトの「ISACA® 名古屋支部ニュース」や「イベント/月例会&セミナー」メニューでご覧いただけます。
同様の講座は、ISACA® 東京支部やISACA® 大阪支部でも開催されています。
(*) ISACA® 名古屋支部が主催する「レビューコース」や「スタートアップコース」は、その参加者に対して、試験の合格を保証するものではありません。また、最低催行人数に達しない場合は中止となることがあります。
よくある質問(CISA)
ISACA® 認定資格関連の情報について
ISACA® 認定資格に関する各試験の実施、運営、また、認定審査や管理等は、すべて ISACA® 国際本部が行っており、当 ISACA® 名古屋支部は一切関与していません。
当サイトに掲載されている情報は、常に正確、最新のものであるように努めてはいますが、各試験を受験される方、各認定資格の取得を検討されている方等は、必ず、受験票や ISACA® 国際本部の Webサイト でも確認してください。